車検の疑問

車検の検査の中で特に落ちやすいポイントは?

Posted on 2017-08-20

ユーザー車検では、様々な検査項目があり、検査基準が厳しく車検工場にて不合格となりやすい項目もあります。どんな項目が難易度が高いのがご紹介しますので、参考にしてみてください。その場合の対処方法についてもご紹介します。

ヘッドライトの光量不足

車検工場では、ヘッドライトの光量の測定を行います。車検工場ごとで異なりますが、基本的にはロービームにて検査を行いますが、一部の車検工場では、ハイビーム検査にてパスさせてくれることもあります。
ヘッドライトの光量が不足する原因としては、屋外に駐車している車であると紫外線にてヘッドライトのカバーが黄ばんでしまうことにより明るさが落ちてしまう場合と、ヘッドライトそのものの劣化が考えられます。
ヘッドライトそのものの劣化の場合は、ヘッドライトの交換をする必要があります。しかし、多くの場合はヘッドライトカバーの黄ばみが問題となりますので、カバーをコンパウンドなどで磨くことで明るさが復活することが多いですので、試してみてください。

サイドスリップ検査

サイドスリップ検査は、車がまっすぐ走るかどうかを検査するものです。この検査で不合格になる理由としては、タイヤの磨耗やアライメント調整が狂っている場合が多いです。特に、駐車するときに縁石にこすってしまったり、小石を頻繁に踏んだりすることで、アライメントは簡単に狂ってしまいます。
このような場合は簡易的に「トー調整」を行うことでサイドスリップ検査の規定内に収めることが可能です。カー用品店でサイドスリップテスターが販売されていますので、簡単にチェックは可能です。トー調整を行うにはアライメントを調整し、タイヤロッドの長さを変えて調整するなど技術的にハイレベルなことを行わなければならないので専門業者に任せるのが得策です。”

ブレーキ検査

ブレーキ検査で落ちる可能性も高いです。落ちる場合の理由としては、ブレーキキャリパーの錆によるブレーキの片利き、ブレーキパットの錆、ブレーキドラムの液漏れなどです。これらの理由で落ちた場合は整備が必要になってきます。これも高度な整備が必要になりますので、専門業者に任せるのが得策と言えるでしょう。
ただし、これらの不具合がない場合でも、初めてユーザー車検を行う場合には、ブレーキ検査で落ちてしまうことがあります。それは、ブレーキの踏み込みが甘いためです。日頃街中で走る時のブレーキの踏み方よりも強めにブレーキを踏むというイメージで検査を受けないと、制動距離が伸びてしまい車検に不合格になってしまうことがあります。

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