ユーザー車検について

車検切れの車をユーザー車検に持って行くには

Posted on 2017-08-31

車検切れのまま走ると、厳しい罰則がありますので止めましょう。車検切れの車でユーザー車検を受けるためには、車検場に持ち込むときに公道を走る必要があります。そのために仮ナンバーを取る必要があるのです。手順をここでチェックしておくと役に立ちます。

車検切れの車でユーザー車検を受けるために仮ナンバーを取る

車検切れの車でユーザー車検を受けるためには、車検切れの車で公道を走る必要があります。そのためには仮ナンバーを取得しなければなりません。仮ナンバーとは赤斜線が引かれたナンバープレートです。各市区町村の役場で仮ナンバーは発行してくれます。運転免許証、認印、自賠責保険原本、車検証を用意しておき、役場で自動車臨時運行許可申請書を記入します。申請書には利用日時と陸運局までの運行経路を書く必要があるので、事前に調べておくと良いでしょう。全ての書類を揃えて課税課や市民税課に申請して受理されると、その場で仮ナンバーを受け取れます。この仮ナンバーは利用の前日に申請可能です。利用後は速やかに返却する必要があります。

仮ナンバーを取り付けてから車検場に行く

役場から貸与される仮ナンバーは、前後に取り付けてから運転しなければなりません。前面のナンバープレートは一度ビスを外して、ナンバープレートの受けから仮ナンバーを取り付ける方法が一般的です。この方法が正規の方法です。ダッシュボードにおいて運転するのはグレーゾーンなので、この点は注意すると良いでしょう。後ろ面は盗難防止のための封印キャップがあるので、難易度が少し上がります。車検後も封印キャップは使うので、絶対に外したり壊してはいけません。多少強引ではありますが、封印キャップが付いていない方のビス一本で取り付けましょう。強めに締めておけば、落ちはしないものです。前後の仮ナンバーがないと正規の手順とは言えないので、どちらもしっかりつけておく必要があります。

仮ナンバーを利用する上での注意点

仮ナンバーを付けて走行するときには、利用目的以外で使用すると法律に触れる可能性があります。利用目的に付随するような目的地であれば、問題はあまりないです。車検場へ行く前に整備工場へ行く必要ができたという理由であれば、申請経路をはみ出しても大丈夫です。仮ナンバーで一番注意するべきなのが盗難でしょう。簡易的にビスで止めているだけのナンバーなので、簡単に盗難されてしまいます。長時間駐車するときなどは仮ナンバーを外しておくことが大事です。陸運局に着いたときにも始めに仮ナンバーを外して、人の目につきにくいところに置いておくと良いでしょう。仮ナンバーは役場に返却する義務があるということを忘れないようにしましょう。

Related Posts

 

Comment





Comment