ユーザー車検について

ユーザー車検と通常のものとで最も車検費用の差がお得になる車種は?

Posted on 2017-08-23

ユーザー車検を利用すると車検費用を安くできますが、バイクやトラック、軽自動車のような種類ごとに違いはあるのでしょうか。平均するとどのような車に乗っているときに一番安くなるのかは仕組みを理解するとわかります。

ユーザー車検の車検費用の仕組み

ユーザー車検にかかる車検費用は基本的には法定費用だけになるのが特徴です。通常、ディーラーや民間工場、車検専門店といった場所で車検を受けるときには車検基本料がかかります。この分だけ安上がりにできるのがユーザー車検のメリットです。ただし、車検に通らないという場合には自分でディーラーなどに行って適切な整備を行ってもらわなければならない場合もあります。自分で行えるメンテナンスの範囲で収められれば大幅に車検費用を安くできる仕組みになっているという点には留意して実施しましょう。この点を考慮すると、どの種類の車で最も車検費用を安くできるのかという問題については、車検基本料が高い種類の車ほど安くなると言えます。

バイクは最も安くなる幅が狭い

車検基本料は点検や整備にかかる費用、交換する部品代、業者による工賃が含まれているので車の状態によって大きな違いが生じます。平均的にどの程度の車検基本料がかかっているかというと、バイクでは2万円、軽自動車や普通車では5万円、トラックでは7万円程度です。ディーラーに依頼すれば高くなり、ガソリンスタンドやカー用品店で行えば安くなるといった形で実際にかかる費用は車検を受ける場所にも影響を受けます。この数字はその意味では参考にしかなりませんが、相対的にバイクは安くなる幅が比較的狭く、トラックは金額では大きく安上がりになるでしょう。しかし、バイクの場合には法定費用も少ないので割合でみると半額以下になる場合もあります。

整備が不要ならトラックが安い

トラックをユーザー車検で通すと安くなりやすいのは確かですが、気をつけなければならないのが整備が必要かどうかです。バイクのように個人でも比較的メンテナンスを行いやすい場合には安い部品を買い集めて整備をすればかなり安くなるでしょう。しかし、トラックの場合には自分の手で行うのが難しい場合が多く、整備が必要な箇所が見つかると費用がかさんでしまいがちです。業者に車検を依頼するのに比べるとユーザー車検が安上がりになるとはいえ、安くなる幅は小さくなってしまうでしょう。普通車や軽自動車の方がまだ自分でメンテナンスできる部分が多いため、結果的に見ると整備する部分があるときには普通車や軽自動車が最も安上がりになる傾向があります。

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