車検の豆知識

車検費用を後払いに出来る車検方法はどれ?

Posted on 2017-08-21

車検費用を現金ですぐに用意するのは大変だという人や、大金になるので持ち歩きたくないという人もいるでしょう。車検工場の違いによって後払いを受け付けてくれることもあるので違いを理解しておくと役に立ちます。

車検費用の仕組みと後払いの可否

車検費用の後払いができるかどうかを知るために前提として理解しておきたいのが車検費用の仕組みです。業者に依頼して車検を通すときには車検費用として車検基本料と法定費用を払う仕組みになっています。自賠責保険料や自動車重量税などの法定費用は車検証を発行してもらうために必要な費用であり、車種によって一定の金額として前もって正確な値を計算可能です。手続きを行う上で必要になる費用として事前にわかる性質があります。一方、車検基本料については見積もりの段階から後に変更される場合もあるため車検が終わってみないと正確な値がわからない場合もあるのが特徴です。車検工場によって費用にも大きな差があるのも車検基本料の特徴と言えるでしょう。

全額が後払いができるケースは少ない

基本的には法定費用は金額が明確になっているので車検を実施する前に払う形をとり、車検が終わった後で実際にかかった費用を元にして車検基本料を後払いするというのが車検工場での支払手続きになっています。しかし、ユーザー車検やその代行業者を利用した場合には車検基本料に相当する金額が最初から明確なので全額を前払いするのが一般的です。ディーラーや民間の整備工場、車検専門店、ガソリンスタンドでのサービスを受けたときには整備が含まれているので、その分は後払いになっているでしょう。業者によっては全額をまとめて事後に精算という形を取っている場合もありますが、基本的には全額を後払いにできるケースは少ないのが実情です。

クレジットカードで後払いは可能

支払手続き上で後払いにできるケースは少ないですが、クレジットカードで払える業者は多くなってきています。ガソリンスタンドやカー用品店、ディーラーではクレジットカード払いで車検費用を全て払えるという対応をする傾向があるのが現状です。民間の整備工場や車検専門店の倍にはケースバイケースであり、特に民間の整備工場については法定費用についてはやはり現金という状況が目立っています。クレジットカードを使用すると業者側は利用料がかかってしまうのであまり好まない傾向があるのは確かですが、利用者の便宜を図ることによって顧客獲得をしようという動きがあり、使える車検工場は着実に増えてきました。後払いをしたいときにはクレジットカード払いを活用するようにしましょう。

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